ものづくり補助金
ものづくり補助金とは?
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金は、中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するものです。
「もの補助」と略して呼ばれることもあります。
今までのものづくり補助金の予算額の推移を確認すると、
平成24年度補正予算:予算額1,007億円
平成25年度補正予算:予算額1,400億円
平成26年度補正予算:予算額1,020億円
平成27年度補正予算:予算額1,021億円
平成28年度補正予算:予算額763.4億円
平成29年度補正予算:予算額1,000億円
となっており、大体1000億円の予算が割り当てられています。
金額的に非常に大きく、注目を集めている補助金の一つです。
ものづくり補助金のメリット
①補助金を活用し、割安で設備投資を行えること。
1500万円の設備を500万円で取得できることになります。
(補助金額1000万円の場合)
②設備投資に積極的になることができる。
1/2または2/3補助されるので、その分グレードアップをすることができたり、補助金分を他の設備投資にまわしたりすることができます。
③事業計画の作成
3-5年の事業計画を作成するため、金融機関への説明にも利用可能です。
④自社の事業の強み、課題等が整理される。
ものづくり補助金の対象企業
業種 | 資本金 | 従業員 |
製造業、建設業、運輸業 | 3億円 | 300人 |
卸売業 | 1億円 | 100人 |
サービス業 (ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業を除く) |
5,000万円 | 100人 |
小売業 | 5,000万円 | 50人 |
ゴム製品製造業 (自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造業並びに工業用ベルト製造業を除く) |
3億円 | 900人 |
ソフトウェア業、情報処理サービス業 | 3億円 | 300人 |
旅館業 | 5,000万円 | 200人 |
その他の業種(上記以外) | 3億円 | 300人 |
※組合関係は記載しておりません。
要件の例
- 交付決定日から10か月以内(ただし、採択発表日から12か月後の日まで)の補助事業実施期間に、発注・納入・検収・支払等のすべての事業の手続きがこの期間内に完了する事業であること。
- 応募申請時点で補助事業の実施場所(工場や店舗等)を有していること。
- 給与支給総額を年率平均1.5%以上増加させることなど
ものづくり補助金の補助金額、対象経費
通常枠 | 低感染リスク型ビジネス枠 | |
補助上限 | 1,000万円 | 1,000万円 |
補助率 | 中小企業 1/2 小規模事業者 2/3 |
2/3 |
対象経費
機械装置・システム構築費、技術導入費、専門家経費、運搬費、 クラウドサービス利用費、原材料費、外注費、知的財産権等関連経費
ものづくり補助金の交付金額の例
・900万円の機会を購入する場合、1/2である450万円補助、または、2/3である600万円補助
実質負担金は、450万円、または、300万円
・1800万円の生産管理システムを購入する場合、1/2である900万円、または、2/3である1200万円ではなく上限の1000万円
ものづくり補助金の採択率推移
締切回 | 採択発表日 | 応募者数 | 採択者数 | 採択率 |
---|---|---|---|---|
1次 | 令和2年4月28日 | 2,287 | 1,429 | 62.5% |
2次 | 令和2年6月30日 | 5,721 | 3,267 | 57.1% |
3次 | 令和2年9月25日 | 6,923 | 2,637 | 38.1% |
ものづくり補助金の受給までの流れ
※申請にあたり、GビズIDを取得して頂く必要があります。
ものづくり補助金に関するよくあるお悩み
- 補助金のプロに申請を任せ、採択の可能性を高めたい
- 公募要領がよくわからない
- 時間がない
- 採択されるかわからないことに時間をさきたくない
- 事業計画書のハードルが高い
- 聞いたことはあるが、よくわからん
- 書いてる暇がない
ものづくり補助金申請サポートの流れ
①お問合せ
②契約、 着手金のお支払
※GビズIDの取得をお願い致します。
③ ヒアリング(数回)
詳細のヒアリングをさせていただきます。
現地に伺えない場合、ビデオ通話などを活用しながら詳細内容の確認いたします。
④申請書作成
ヒアリング、打ち合わせ内容にもとづき、申請書作成を行います。
決算書やカタログなど必要書類についてはお客様にご用意いただきます。
⑤意見交換
作成した資料をご確認いただき、文章表現などを調整します。
⑤申請書提出
電子申請は基本的にお客様にやって頂きますが、難しい場合はご支援致します。
⑥採択された場合、成功報酬のお支払
※交付決定されるまでのご支援になります。
実績報告の作成は別料金で対応致します。
ものづくり補助金の代行の料金・報酬
- 着手金
税込99,000円 - 成功報酬
申請時の補助金額の11%(税込)
(最低40万円~)
※上記料金については、ご依頼状況、申請期限までの日数などで変更する場合がございます。 - 支援の範囲
交付決定がされるまで
(実績報告は対象外ですが、別料金で対応させて頂くことも検討します。)
※事業継続力強化計画などの書類作成をご依頼の場合は、別途お見積りさせて頂きます。 - お支払時期
着手金:契約後10日以内初回のヒアリングまで
成功報酬:採択発表後、10日以内