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『事業再構築補助金』はコンサル(専門家)に依頼するべきか

下記の文章を記載しているのは、事業再構築補助金の申請サポートをしているものが記載しているので、「依頼すべき」という側になっております。ご理解の程、宜しくお願い致します。

『事業再構築補助金』の要件に「認定支援機関と事業計画を策定すること」が記載されています。

金融機関さんなども確認を行っていますが、普段通りの仕事に加えて事業再構築補助金の申請書作成サポートを行うのは非常に大変だと思います。
地域の商工会議所や商工会も対応可能なところと、そうじゃないところもあると思います。
そのため、対応してもらえたらラッキーだと思います。しかし、下記の点でコンサルタントに依頼した方が良いという一面もあります。

下図は、ものづくり補助金の支援者の関与(補助金額に対する報酬の比率)に関するグラフです。
支援なしの採択率(36.2%)と、報酬10%-15%の支援ありの採択率(60.5%)は2倍弱の差があります。

また、低すぎる報酬に関しても採択率が低く、依頼するならばきちんと報酬を支払った方が可能性が高まると思います。

事業再構築補助金では20%程の報酬設定をしている支援者もおりますが、データ上では、採択率が低下する傾向にあったり、そもそも依頼している企業数が少ない傾向にあります。

ものづくり補助金の支援者の関与(補助金額に対する報酬の比率)

期待値で考えてみます。
例えば1000万円の補助金額の支援の場合、
①着手金10万円+成功報酬10%のパターン
着手金10万円
成功報酬10%=100万円
成功確率が50%だった場合、10万円+50万円=60万円

②着手金0円+成功報酬20%のパターン
着手金0円
成功報酬20%=200万円
成功確率50%だった場合、0円+100万円=100万円

となり、期待値で考えると②の報酬の方が割高になってしまいます。
着手金10万円のリスクを回避するために、割高な金額を支払うのかどうかの判断は必要になってくると思います。

コンサルタントに依頼する方が良いと思いますが、報酬についても検討する必要があると思います。
安すぎても採択率が低い傾向にあったり、着手金がなくても最終的に割高になったりします。

信頼できる支援者が見つかることを祈っております。

弊所では、対応できる件数には限りがありますが、申請サポートも行っております。宜しくお願い致します。

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