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経営力向上計画の書き方・記入例

あらかじめ準備するもの

上記のリンクは(2019年8月)時点のものです。
リンク切れしている場合は、検索してください。

名称等

基本的な情報なので簡単に記入してください。

事業分野と事業分野別指針名

【事業分野】
あらかじめ準備した「日本標準産業分類」を確認し、該当する中分類名と細分類名と、それぞれのコード番号を記載してください。

【事業分野別指針名】
あらかじめ準備した「事業分野別指針の概要」の中に自社の業種にあったものがあれば、 「○○業に係る経営力向上に関する指針」 と記載します。
事業分野別指針が定められていない場合、記載は不要です。

実施時期

期間設定は36ヶ月、48ヶ月、60ヶ月のいずれかにしてください。
上記3つ以外だと謝りです。
×:令和元年6月-令和4年6月
〇:令和元年6月-令和4年5月

現状認識

①自社の事業概要について

・事業の概要

・(事業分野別指針において規模別に取組内容や取組む項目数が指定されている場合)
「事業分野別指針における規模は〇〇規模に該当」と自社がどの規模に該当するかを必ず明記してください。

②自社の商品・ サービスが対象とする顧客・市場の動向、競合の動向について

・顧客、取引先について

・市場の動向について

・競合について

・強みについて

・弱み、課題について

10行程で記載すればよいかと思います。

③自社の経営状況について

・ローカルベンチマークなどの現状値と計画終了時目標値を見やすく記載する。
提出先のフォーマットで対応している場合もあります。
1期目でうまく数値がでない箇所について問い合わせたところ、仕方ない場合、正しくでなくてもそのままでもよいとのことでした。

・売上の推移

・利益率の推移

・それらの根拠や原因
何か問題があり、設備などを購入するという話の繋げ方をします。

経営力向上の目標及び経営力向上による経営の向上の程度を示す指標

(事業分野別指針で定められた指標がある場合)
各事業分野別指針で定められた指標を選択する必要があります。

例えば製造業の場合、①労働生産性を選択した場合、3年計画では1%以上の向上、5年計画では2%以上向上するように計画を作成します。

労働生産性の計算式
(営業利益+人件費+減価償却費)÷労働投入量(労働者数または、労働者数×一人当たりの年間就業時間)
ローカルベンチマークで算出されるものとは計算式が異なるので、ローカルベンチマークの数値は利用できないです。

経営力向上の内容

あらかじめ準備した事業分野別指針を確認し(製造業の場合「第3 2経営力向上の内容に関する具体的事項」の箇所)、 今までに記載した内容との整合性を保ちながら記載します。

経営力向上を実施するために必要な資金の額及びその調達方法

「経営力向上計画策定の手引き」のサンプルに記載されているように記入すればよいかと思います。
資金調達方法が複数になる場合、調達方法ごとに項目を分けて記載する必要があります。

経営力向上設備等の種類

「経営力向上設備導入費」を「7」で記載した場合は、記載した実施事項の記号を記載してください。

利用を想定している支援措置について
設備ごとに想定している支援措置(国A:中小企業強化税制A類型 国B:中小企業経営強化税制B類型)に〇を記載ください。

A類型の場合、工業会の証明書が必要です。その証明書に記載されている内容と一致させてください。

まとめ

公募要領や色々な資料を確認しながら作成するのは大変ですが、ご自身でも作成することができます。
手間の省略や時間の省略などお考えでしたらご依頼ください。

お問合せ

こちらよりお問合せ下さい。

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